昔は何か悲しいこととかしんどいことがあると、言葉通り地獄の底に落ちるくらい落ち込んで、時間はかかるけど自分の中の暗い気持ちを全部自分の中で消化してこれた 泥のようになったり、飯を食べなかったりするから周りの人にたくさん心配をかけた 色々なことの進みが悪かったように思うけれど、あの時間は必要だった
もうここ数年はそういう時間が全然とれていなくて落ち込む暇もなく 自分を顧みる余裕がない なんというか、別人になってしまった気だ
日々仕事をする中で人に求められることは嬉しいことだけど、とにかく人のお世話ばかりで忙しく、昔みたいに自分の時間を作って思索にふけることがなくなった どんな人間でも全て救うと思って全部受け付けた結果、こうなってしまった
昔の時間は今は自分の仕事の時間になった
思索にふけることが良いことかどうかはわからないけれど、人の悩みを聞いてもなんとも思わなくなってきた
なんというか人にかまってる場合じゃないような気がするのだ、そうする大した理由もないのに
きっと疲れているんだ でもこれはもう戻らないような気がする もうずっとこうだ
弱音吐いている場合ではないんだけれど、まだ色々とやることがあるし
最近は人に何か教えてほしいと言われるのも嫌になってきた
自分で頑張ってほしいと思う
これが成長なのかな ちがうよな たぶん
